画像処理エンジニア検定エキスパート

合格しました。
f:id:kou6839:20201225183134p:plain
11/26受験、12/25合格発表です。
🎅

www.cgarts.or.jp


<感想>
ベーシックとエキスパートがあり、エキスパートの方を受験しました。
ベーシックの方は範囲もかぶっているし、下位互換だったので受験はしませんでした。

仕事で画像処理エンジニア(ソフト)として働いていましたが、合格までは勉強必須でした。

ソフト部分も難しいんですが、合格にはレンズなど光学系の知識も必要です。
照明も出てきたりとかなり幅が広いです。

近年、画像処理=ディープラーニング=CNNですべての特徴抽出余裕!
みたいな感じですが、OCR,QRコード読み取り、その他定型物認識などには、まだまだ従来画像処理手法が優位なのではないかと
個人的には思っています。(OCRはきびしいかも)

この試験範囲を押さえておけば、画像処理の基本はバッチリなはず。
かなり良い試験だと思いました。

<勉強法>

・教科書
公式おすすめのやつでokです。

・過去問
これも公式のやつでokです。

本は上記2冊で十分です。

・勉強期間
基本毎週土日のみ使って4h/week くらいの勉強時間でしたが、2か月ほどかかりました。さらに前日、前々日で20hほどやったので、
IPAでいうと高度試験くらいの難易度かちょい難しいくらいです。(ネスぺくらいかな。まだ受かってませんが・・・)

・内容
初回に「過去問を見る→わからないところの教科書を見る」だとわからなすぎて厳しいので、
1回教科書を読んだほうが良いと思います。(私はここで1か月くらいかかりましたが)

過去問を2周くらいやりながら、どうしても理屈で一発理解しづらい以下の分野をググりながら勉強しました。
画像処理フィルタなどのソフト系は、仕事で使っていたので試験範囲の半分くらいは大体わかっていて助かりました。

被写界深度の計算。パラメータ。
過焦点距離について - Circulation - Camera
↑わかりやすい。
・アフィン変換(これは手計算すれば普通にわかるかも)
・スペクトル
これは正直よくわかってない。
エッジの垂直に波形がでるのと、中心が低周波とか、それくらい・・・。
・その他計算問題
2020後期ではハフマン符号など、アルゴリズムの詳細が問われました。
アルゴリズムの解説は教科書眺めてるとごちゃごちゃしててめんどくさそうですが、
↑の教科書で出ているところは一度は読んでおきましょう。

・最後に
なんだかんだ言っても、過去問がきっちり解けるようになればok!